タドキストによる英語多読ブログ

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未来の世界を描いた短編3編を収録したCERシリーズのLevel 1、『Three Tomorrows』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、未来の世界を描いた短編3編を収録した、Cambridge English Readers (CER)シリーズのLevel 1からのGraded Readerをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Frank Brennanさんが文を手掛けた、ケンブリッジ大学出版局から出版されているGraded Reader(段階別図書)、『Three Tomorrows』です。

 

YL 1.4程度 語数は3,991語 

シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 1(CER1)【400語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

本書は、いずれも未来の世界を400語レベルの英語でえがいた、オリジナルの短編を3編収録したものである。

 

1."Spam"

今から5年後の世界。

多くの人は、大量に送られてくるスパムメールに苦慮していた。

ある時、スパムメールを無料で止めるソフトが開発されたというニュースが流れる。

 

そのソフトを喜んで手にした人々だったが、そのソフトを手にした後、多くの品を必要以上に大量に購入してしまうという謎の現象があちこちで発生する…。

その原因とは…?

 


2."A Flower for Lumus"

時は2106年。

見た目は人間そっくりのヒューマノイドロボットが日常で見られる世になっていた。

LumusとFleurは結婚して2年。

2人は散歩をしたり話をしたりして、仲良く過ごしていた。

ところが、実は、2人の関係は…。


3."Zima’s Last Dream"

時は1,500年後の世界。

風景は全く変わっていた。街は汚染された水で沈没していた。

そして、世界はロボット(機械)が人間を殺害し支配していた。

 

しかしロボットたちは、人間時代の様子を知るために、脳のみ生かし保存していた…。

最後の人間として生きた女性の記憶に残っていたこととは…?

 

 

近い未来、100年後、そして1,500年後という、3つの未来(three tomorrows)をえがいた、短編集のGraded Readerです。

 

読者にインパクトを与えるためか、語り手の素性が途中まで明かされないように工夫して書かれています。

ただ、初版(2006年)から時間が経過したため、描かれてる世界がやや非現実的に感じられる方もいるかもしれません。

 

なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。

[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

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また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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