こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、『はらぺこあおむし』などの絵本であまりに有名なアメリカの絵本作家で、「色の魔術師」とも称されるEric Carleさんが手掛けた、「子どもを見守る」ことの大切さが込められた絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Eric Carleさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Mister Seahorse: board book』です。
YL 0.5~0.7程度 語数は494語 Lexile: AD470Lです。
本の内容のご紹介
タツノオトシゴのお父さんは、卵を孵化させるまで懸命に守り、育てます。
大切なお母さんとの大切な子どもですから。
海の中を泳いでいくと様々な魚たちに出会い、
自分が今、卵を大切に育てていることを説明したり、
あるいは、他の魚たちの様々な卵の守り方を見たりします。
魚の中には、口の中に卵を入れて守っていたり、頭の上に卵をのっけていたりするものもいます。
タツノオトシゴのお父さんによる、優しくて力強い子育てが素敵に描かれています。
最後のシーンも、とっても素敵で、おすすめです。
子どもを見守り、自立を促すということ。
私たち人間にも通じる、大切なメッセージです。
セロハンを使った仕掛けで、海の中の草や岩を上手に表現していて、
これなら小さい子どももきっと大喜びだと思います。
もちろん、Eric Carleさんですから、絵の味わいは言うまでもないことです。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『とうさんはタツノオトシゴ』の邦題で和訳版も出ていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、これまでEric Carleさんの絵本をご紹介したことがあります。ご関心があれば、以下の記事も合わせてどうぞ。
今年も最後までお読みいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
それでは、Happy Reading!!