こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、『はらぺこあおむし』などの絵本であまりに有名なアメリカの絵本作家で、「色の魔術師」とも称されるEric Carleさんが手掛けた、音読にも読み聞かせにもいい、ゆ~くり読みたい絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Eric Carleさんが文とイラストを手掛けた絵本、『"Slowly, Slowly, Slowly," said the Sloth』です。
YL 0.6~1.0程度 語数は207語 Lexile: AD580Lです。
本の内容のご紹介
表紙を見ただけで、Eric Carleさんの描く素敵なコラージュの絵に惹かれてしまいますね。
お話の舞台は、アマゾンの熱帯雨林。
そこで、ゆっくりと、ゆっくりと、とてもゆっくりと毎日を過ごすナマケモノがこの本の主人公です。
動物たちは口々にナマケモノに聞きます。
「なぜそんなにゆっくりなの?」とか、
「なぜそんなに物静かなの?」とか、
「なぜそんなにつまらなそうなの?」とか。
でも、それらの質問にナマケモノは答えません。
ある日、ジャガーが「なぜそんなに怠け者なの?」と聞いた時のことでした。
ナマケモノは、そこで…。
リズムのある英語で書かれていて、音読に好適な絵本です。
美しいコラージュの絵も、読み聞かせの際に子どもたちを惹きつけること間違いなしです。
最後のページは、耳慣れない形容詞がオンパレードで出てきて、英語の勉強にもなります。
音読にも、読み聞かせにもいい絵本で、ぜひぜひ、心穏やかに、ゆ~くり読んでみてくださいね!!
最後に
この本には、『ゆっくりがいっぱい!』の邦題で和訳版も出ていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、このブログでは、これまでEric Carleさんの絵本をご紹介したことがあります。ご関心があれば、以下の記事も合わせてどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!