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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、20世紀に活躍した詩人William Carlos Williamsを描いたノンフィクションの英語絵本をご紹介させていただきます。2009年のコールデコットオナー賞を受賞した名作です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Jen Bryantさんが文を、Melissa Sweetさんがイラストを手掛けた絵本、『A River of Words: The Story of William Carlos Williams』です。
2009年のコールデコットオナー賞を受賞した名作で、表紙に銀メダルが輝いています。
YL 1.8~2.2程度 語数は833語 Lexile: AD820Lの本です。
本の内容のご紹介
表紙をめくると、William Carlos Williamsさんの素敵な詩が書かれて、穏やかで柔らかい気持ちをもたらしてくれます。
この本は、20世紀に詩人として活躍し、また生計を立てるために医師としても勤務したWilliam Carlos Williamsさん(1883 –1963)について描いたノンフィクションの絵本です。
ニュージャージに誕生したWilliamは、野球や駆けっこなど、外遊びを好んだ子どもでした。
外遊びで疲れた時には、川の傍に寝転がり、せせらぎの音に耳を澄ませ、居眠りすることもしばしば。
いつも忙しなく動いているWilliamでしたが、学校の授業で詩を聴く時は、その風景を想像しながら、目を閉じてゆったりとした気持ちになるのでした。
そして、彼自身も詩を書き始めます。
目に見える現実的なものについての詩が特徴でした。
詩を書く時は心が満たされ、穏やかになります。
詩を書くだけでは生活ができないことから、医師になるための学校に行き、地元の人に信頼される医師として長年働きました。
しかしその傍らで詩を書くことはやめませんでした…。
美しい詩に包まれ、Williamの人柄にふれて、穏やかな気持ちになる素敵な絵本です。
コラージュのイラストも芸術そのもの。素晴らしいです。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本のJen Bryantさんと、Melissa Sweetさんのコンビで、以下のコールデコットオナー賞を受賞した作品も生み出しています。ご関心があれば、合わせてどうぞ。
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他にも、この作品とほぼ同時期に受賞を受けたコールデコットオナー賞作品について紹介した、以下の記事があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬