こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、牧歌的な風景とともにイースターの日を素朴に描いた絵本をご紹介させていただきます。1951年のコールデコット賞を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介する絵本は、Katherine Milhousさんが文とイラストを手掛けた絵本で、1951年にコールデコット賞を受賞した、『The Egg Tree』です。
YL 2.8~3.2程度 語数は2,126語 Lexile: 560Lの本です。
本の内容のご紹介
ニワトリが朝を告げ、子どもたちは目を覚ましました。
この日は、イースターの日です。
イースターバニーのために昨日、庭に花びらを置いていた子どもたちは、口笛を吹いて、庭にうさぎがいるのを目にします。
子どもたちは一斉にエッグハントを始めました。
あちこちに置かれた卵を見つけては喜びますが、Katyだけはまだ見つけられていません。
でも、この後、屋根裏部屋に上り、綺麗な絵が描かれた美しい卵を6つ見つけます。
その卵とは、おばあちゃんが小さい頃に描いた、中身が空っぽの卵でした。
子どもたちはお気に入りの卵を一つずつ選び、イスターツリーに飾り付けます。
そして、自分たちでイースターエッグを描いて、このツリーを大きくすることを考えます…。
春の訪れを感じさせるイースターは、日本の元々の文化にはないため、少し縁遠い話のようにも感じられるかもしれません。
だからこそ、本書に描かれている牧歌的な家族を通して、イースターをどのように迎え、イースターツリーにどのような気持ちを込めているのかを学ぶことができますね。
もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『イースターのたまごの木』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
また、この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬