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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アメリカ合衆国の国家を制作したFrancis Scott Keyとその背景を紹介した、主にアメリカの子どもたちを対象にした英語読本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Monica Kullingさんが文を、Richard Walzさんがイラストを手掛けたネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Francis Scott Key's Star-Spangled Banner』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は817語 Lexile: 560L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3)です。
本の内容のご紹介
この本の主人公のFrancis Scott Key(1779 – 1843)はアメリカ合衆国の弁護士であり、アメリカ合衆国の国歌である"The Star-Spangled Banner"(星条旗)の歌詞を書いた人です。
この本は、この星条旗の歌詞作成に至った時の背景を描いたものです。
ポトマック川の近くGerogetownで11人の子宝に恵まれて過ごしていたFrancis Scott Key。
弁護士を務めていたKeyは、周りの人からも頼られ、困りごとを抱えた周囲の人からひっきりなしに相談をもちかけられていた生活を送っていた。
アメリカの東海岸に来航し、アメリカ人の船乗りを強制的に軍に加えていたイギリスへの怒りが増大し、1812年にイギリスを相手に戦争が始まった。
この米英戦争で捕虜になった友人のBeanes医師を助ける為、Keyはイギリス帝国軍艦に乗り込む。
交渉の末、KeyとBeanes医師は解放されることになるが、解放を待つ間、イギリス帝国艦隊はアメリカの砦を砲撃した。
丸一日続くことになったこの砲撃戦の音を聞きながら不安な夜が明けた。
そして、朝日の中で砦の上の星条旗を見たKeyは、砦が死守されていることに感銘し、その気持ちを一編の詩にしたことで、アメリカ国歌が誕生することになった。
アメリカ合衆国草創期の歴史に関心がある方に特に興味深く読める本だと思います。
英語の勉強にも、歴史の勉強にもなる一冊です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本と同じSIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。
(まとめ記事)
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!