こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Hellen Kellerの生涯を描いた英語の伝記をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Gare Thompsonさんが文を、Nancy Harrisonさんがイラストを手掛けた英語読本、『Who Was Helen Keller?』です。
元々は、アメリカの子ども向けに書かれた本ですが、日本でも多読用として人気のあるシリーズです。
YL 2.8~3.8程度 語数は8,719語 Lexile: 570L
シリーズ:Who Was...の本です。
本の内容のご紹介
この本では、Hellen Kellerの生い立ちから晩年までがまとめられています。
1880年7月27日にアラバマで生を受けたことから始まり、2歳になる前に高熱におかされ、それ以来、見ることも聞くこともできなくなってしまった。
当時のアラバマでは、障害を持った人の学校はなく、いくつかのサインでもって家族とコミュニケーションをとっていたが、自分の意思が伝わらない時にはひどい癇癪を起した。
特に妹のMildredが生まれ、家族の関心がそちらに向けられると、嫉妬から揺りかごを押し倒してしまうこともあった。
当時の障害を持った人は、しばしば家族からも見放され、病院に入れられることもあったが、Helenの母親それをせずに、家で育てることを決めた。
そして、Hellenが7歳を迎えようとしていた頃です。電話の発明をしたBellからPerkins Institutionを紹介され、そこからSullivan先生が来ることになったのです。
最初はなかなか言うことを聞かないHellenで、またSllivan先生のまっ直ぐで妥協しない性格と強い愛情に包まれながら、次第に心を開いてゆく。
そして、水を触らせながら"water"が何を意味するのかを知り、言葉を覚える瞬間が訪れる。まさに、感動の瞬間である。
以来、次第にHelenの感情も安定してゆく。
HelenとSullivan先生の二人三脚の様子は次第に多くの人に知られるようになり、時の大統領と面会する機会にもつながった。
好奇心が強く、絶対に諦めない強い心を持つHelenは、大学に志願し、合格し、卒業するという偉業を達成する。さらに、在学中に書いた書籍がベストセラーにも輝く。
Hellen Kellerの生涯は日本でもよく知られていますが、何度読んでも感銘を受けざるを得ませんね。
イラストも所々に差し込まれている、アメリカの小学生年代を対象にした児童書です。
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
Hellen Kellerさんの伝記は、他にも以下のタイトルをご紹介したことがあります。
Helen Keller: Courage in the Dark (YL 1.6~2.0; 1,984語; 620L) SIRシリーズ
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬