こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、地球に墜落した宇宙船に乗っていた宇宙人が地球について語る、Cambridge English Readers (CER)シリーズからのSF作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Brian Tomlinsonさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Superbird』です。
YL 2.6~2.8程度 語数は8,400語
シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 2(CER2)【800語レベル】です。
本の内容のご紹介
宇宙船Superbirdは、惑星探索の途中で地球を立ち寄っていた時、雷に打たれて、地球の小高い丘に墜落してしまった。
その宇宙船には5人の宇宙人が乗り合わせていたが、そのうち4人は、その墜落や、その後の地球人からの銃撃によって命を落としてしまう…。
ただ一人、逃げ切ることができたMary Mountを除いて。
Maryは、一晩をその丘で過ごし、明け方になると、近くの牧場にある民家のもとを訪ねた。民家には黄色い髪をしたJuneという名の女性と犬が住んでいて、3日間そこで親切にみてもらい、休養をとらせてもらった。
その後、係員に連れていかれ、宇宙船のことについて質問を受けるなどして、9ヶ月間地球に滞在することになる。
その間、宇宙船を地球人の力も借りて修復し、自分の惑星に戻ることになった。
そしてそれから20年後のこと。
Maryは、地球と友好関係を結ぶために、Lake船長が率いる一団に入って、再び地球を訪れることになる。
Maryは20年ぶりにJuneやその犬と再会できるのを楽しみに地球に向かうのだったが、Lake船長の胸にはある思惑があったのだった…。
そして、地球で大変なことが起こってしまうのである…。
本書の特徴は、こういったストーリーが、Maryが自分の惑星で、ラジオ番組のインタビューを受けながら明らかにされていく、という形式をとっていることです。
したがって、例えば犬の描写の仕方も「茶色い毛の四本足の動物」等と描写されていたりして、挿絵を参考にしたり、イメージを膨らませたりしながら読む本になっています。
CERシリーズオリジナルのSF作品です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!