タドキストによる英語多読ブログ

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Orczyによる『紅はこべ』を平易に楽しめる、PARシリーズLevel 2から『The scarlet pimpernel』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、Orczyによる『紅はこべ』の簡略版で、Pearson English Active Readers (PAR)シリーズから刊行されているGraded Readerをご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Baroness Emmuska Orczyさんが手掛けた本を600語レベルの英語に簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『Scarlet Pimpernel』です。

 

YL 2.2~2.6程度 語数は9,451語

シリーズ:Pearson English Active ReadersのLevel 2 (PAR2)【600語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

Baroness Emmuska Orczyによって1905年に発表された小説を600語レベルの英語でリトールド(簡易化)したものです。

日本でも『紅はこべ』等の邦題で翻訳も出版されている作品です。

 

話の舞台は1792年のフランス革命の最中。

オーストリアとの戦争も始まり、貴族階級の人々が次々にフランス政府に捕えられ、処刑されていた。

フランスを逃げ出す貴族は国境際で捕まえることもしていたわけだが、そんな中、鮮やかな手口と賢い方法でフランスにいる貴族を救い出す一団がイギリスに現れた。

 

残された紋章から"Scarlet Pimpernel"(紅はこべ)と名付けられたその一団は、フランス革命政府が必死で捕まえようとするものの、巧みに変装を施し、予想外の方法で、貴族の救出に当たっていた。

 

その一団を壊滅させる目的で、フランス政府の大使のChauvelinがイギリスに送り込まれる。そして、イギリスきっての大富豪であるSir Percyの妻であるMargueriteに、ある取引を持ちかける。


Margueriteは、勇気ある行動を取る紅はこべに敬意を抱いていたが、自分の兄弟がフランスに危険にさらされたまま残っていることもあり、その取引に応じることにすが…。

そして、その取引のために、紅はこべには危険が迫ろうとしていたが…。

 

果たして、紅はこべの運命は…?

そして、紅はこべとは一体誰なのだろうか…?

 

時代背景をおさえてから読むと、話の筋を追いやすいと思います。
フランスを舞台にしているため、フランスの固有名詞が読みにくさにつながる印象を受けるかもしれません。また、リトールド版によくあることですが、登場人物が文章量に比して多いため、登場人物をおさえながら読むといいと思います。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本の原作に挑戦したい方は、以下からどうぞ!

 

なお、この本の和訳版は『紅はこべ』の邦題で刊行されています。

 

このブログでは、PARシリーズの本として、以下のまとめ記事と、本もご紹介したことがありますので、併せてご紹介させていただきます。

erelc.hatenablog.com

 

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このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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