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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、片足でガーナを自転車横断したEmmanuel Ofosu Yeboahさんをえがいた、勇気と強さをもらえる素敵な絵本をご紹介させていただきます。
2016年のシュナイダー・ファミリー賞(Young Children部門)を受賞した作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Laurie Ann Thomosonさんが文を、Sean Quallsさんがイラストを手掛けた絵本、『Emmanuel's Dream: The True Story of Emmanuel Ofosu Yeboah』です。
YL 1.4~1.8程度 語数は892語の本です。
本の内容のご紹介
この本は、ガーナの貧しい家に、右脚に奇形のある障害を持って生まれたEmmanuel Ofosu Yeboahさんについてえがいた、ノンフィクションの英語絵本です。
その右脚を見て家を出てしまった父親。
ただ、母親はEmmanuelにやれば何でもできること、そして、自分でしなければいけないことを優しく教えて育てます。
Emmanuelは、障害をもろともせず、歩いたり跳ねたりすることを覚え、水を汲んだり、ヤシの木に登ったり、靴を磨いてお金を稼いだりすることができるようになりました。
多くの障害を持った子どもは学校に行けなかった中、お母さんはEmmanuelを抱っこして学校に通わせてあげました。
Emmanuelが大きくなってからは、2マイルの片道を自分で、片足だけを使って通うようになります。
Emmanuelが13歳になった時、お母さんが病に倒れてしまいます。
まだ幼い妹も弟もいたEmmanuelはガーナの首都に出てお金を稼ぎます。
病床に付すお母さんから、決してあきらめないことを遺言として伝えられたEmmanuelは、"disable”は、"unable"でないことを示すため、片足を使って自転車でガーナを横断する旅に出ますが…。
読んでいて、Emmanuelの強さ、勇気、優しさに心打たれます。
このような実話を絵本にしてくれて、このように知る機会を得られたことを感謝したくなる絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本は、2016年のシュナイダー・ファミリー賞(Young Children部門)を受賞した作品です。「シュナイダー・ファミリー賞って何?」と気になった方は、以下の記事も合わせてどうぞ!
シュナイダー・ファミリー賞を受賞した作品として、他にも以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ。
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!