タドキストによる英語多読ブログ

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重度の難聴でありながらプロの打楽器奏者として活躍するEvelynの半生を描いた、シュナイダー・ファミリー賞受賞の『Listen: How Evelyn Glennie, a Deaf Girl, Changed Percussion』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、重度の難聴でありながらプロの打楽器奏者として活躍するEvelyn Glennieさんの半生を描いた絵本をご紹介させていただきます。

2023年のシュナイダー・ファミリー賞(Young Children部門)を受賞した作品です。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Shannon Stockerさんが文を、Devon Holzwarthさんがイラストを手掛けた絵本、『Listen: How Evelyn Glennie, a Deaf Girl, Changed Percussion』です。

 

YL 2.0~2.5程度 語数は1,306語の本です。

 

本の内容のご紹介

この本は、重度の難聴を患いながらプロの打楽器奏者として活躍するスコットランド人のEvelyn Glennieさん(1965 - )の半生を描いた絵本です。

Evelyn Glennie

スコットランドのAberdeenshireで、音楽を楽しむ父母の下に生まれたEvelyn。

Evelynも幼くして音楽の魅力に惹かれ、耳にした音楽をピアノやクラリネットを通して演奏していた。

 

ところが、8歳のときに聴力を失い始める

聴覚訓練士からは、聴覚障害を持った人の学校に行くことを薦められるが、父親はEvelynが行きたい学校に行かせることを決めた。

 

小学校を11歳で卒業した後、Ellon Academyに進学し、恩師となるRon Forbesと出会う。そして、Forbesから音楽を耳ではなく体で感じることを教わる

 

そして、16歳の時、EvelynはRoyal Academy of Londonのオーディションを受ける。

しかし、一度は耳に障害がある人で音楽の道に進むことはできないと考えた学校教員から断られたものの、再度挑戦し、Royal Academyに入学を果たす。

入学後、打楽器奏者としての地位を築いてゆく…。

 

障害を抱えながらも、自ら信じる道を進み、家族や教師の援助を得ながら、プロの打楽器奏者として活躍するという新たな可能性を切り開いたEvelyn。

読んでいる私たちにも勇気と強さをもらえる素敵な絵本です。

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

この本は、2023年のシュナイダー・ファミリー賞(Young Children部門)を受賞した作品です。「シュナイダー・ファミリー賞って何?」と気になった方は、以下の記事も合わせてどうぞ!

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また、このブログでは、シュナイダー・ファミリー賞を受賞した作品として、他にも以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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