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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、血まみれで目覚めるというショッキングな場面から始まるCambridge English Readers (CER)シリーズからのスリラー作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Richard MacAndrewさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Not Above the Law』です。
YL 3.6~3.8程度 語数は15,197語
シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 3(CER3)【1,300語レベル】です。
本の内容のご紹介
弁護士のGoerge Keeganがある朝激しい頭痛に見舞われながら目を覚ますと、自宅のベッドで血だらけの服を着ていた。
Keegan自身に怪我はないが、家の至る所に血痕が残っていた。
つまり、何者かの血がKeeganの家に大量に残されていたのだった。
昨夜の記憶も曖昧であったため、手帳を調べたところ、恋人のOrla Quinnや友人の弁護士のMichael Sullivanと飲んでいたことが分かった。
Quinnに電話をしても通じないことに一抹の不安がよぎった時、Liffey川からQuinnの遺体が発見された…。
遺体には多数の刺し傷があり、これが死因であった。
ほどなくして、Keeganの住むアパートにMurphy警部補とLynch巡査部長が訪ね、部屋の中を捜索される。
するとクロロホルムのついたハンカチも見つかり、警察署に連行されて取り調べを受けることになった。
弁護士をしているがために、これまで銀行強盗を否認しながらも実刑が下った男性や、動物保護団体の女性など、Keeganに恨みを持つ可能性がある人物も浮かび、捜査を始めるが…。
Keeganも独自に捜査をし、3週間前から交際しているQuinnとの関係を不快に思う人物に突き当たる…。
Cambridgeの英語読本シリーズでは有名なRichard MacAndrew氏による、本格的に楽しめるミステリージャンルの一冊です。
なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。
[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!