こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、内戦を止めるために向かった兵士を中心に描いた、Cambridge English Readers (CER)シリーズからの読み応えのある作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Philip Prowseさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Why?』です。
YL 1.1程度 語数は2,143語
シリーズ:Cambridge English ReadersのStarter(CER0)【250語レベル】です。
本の内容のご紹介
兵士のAlexは、内戦を止め平和をもたらすために、6か月の任務期間でGlossiaという国(本書内の架空の国)へ向かった。
恋人Saraを残して命を懸けた仕事であったが、そこに責任を感じての任務であった。
着いた先のGlossiaはやはり治安が悪化していて、同じ兵士のKenやHawk, Stefanと一緒に町のパトロールに出かけても、少なからぬ住民は海外の軍隊が正義の名の下にに自国に入って来ることを快く思っていないこともあり、危険な目に遭うこともしばしばあった。
そして、遂に大きな事故が起こってしまう…。
それは、Alexたちにとっても、地元の住民たちにとっても不幸な事故でしかなかった…。
果たして、その事故とは…?
そして、この後のAlexの運命は…?
架空の国を舞台にしたストーリーですが、現在の世界でも現実に起こっていることがテーマで、込められているメッセージは深いち感じました。
明るい結末ではありませんが、このレベルの中では充実の読了感があります。
おおよそ3分の2が挿絵、3分の1が英文という構成になっていて、スラスラと読めるので、多読初期に好適な一冊です。
なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。
[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!
また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!