こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、中国の民話をもとにした100万部以上売り上げている人気の英語絵本をご紹介させていただきます。
本の情報
今回ご紹介するのは、Arlene Moselさんが再話を、Blair Lentさんがイラストを手掛けた絵本、『Tikki Tikki Tembo』です。
オリエンタルなイラストが印象的ですよね。
YL 1.4~1.8程度 語数 973語 Lexile: AD910Lの絵本です。
本の内容のご紹介
その昔、中国では長男に対しては敬意を込めたとても長い名前をつけ、次男以降には短い名前をつける慣習がありました。
ある小さな村に、母親と2人の息子が暮らしていました。
長男の名前は、Tikki tikki tembo-no sa rembo-chari bari ruchi-pip peri pembo。
その意味は、"the most wonderful thing in the whole wide world"
一方、次男の名前は、Chang。
その意味は、"little or nothing"
毎朝、お母さんが川で洗濯をしている間、近くで遊んですごす子どもたちに、井戸の傍には近寄らないように注意しました。落ちてしまったら大変だからです。
ところが、ある日、Changが井戸に落ちてしまいました…。
Tikki tikki tembo-no sa rembo-chari bari ruchi-pip peri pemboは、急いでお母さんのもとに行き、Changが井戸に落ちてしまったことを伝えます。
2人は急いで近くの老人の元に行き、老人は梯子でChangの救出してくれました。
ところがこの後、Tikki tikki tembo-no sa rembo-chari bari ruchi-pip peri pemboが井戸に落ちてしまい…。
なぜ中国で長男に対して長い名前がつけられないようになったのか、その伝説がまとめられた愉快な絵本です。音読しても楽しいと思います。
もし気になればチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまで様々な賞を受賞した名作絵本もご紹介しています。よろしければ、合わせてご覧ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬