こんにちは♪
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、絵本を自由に使う著者の創作力に感心してしまう絵本をご紹介させていただきます。2021年に出版され、2022年にコールデコットオナー賞を受賞した絵本です。
本の情報
今回ご紹介するのは、Corey R. Taborさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Mel Fell』です。コールデコットオナー賞を受賞した銀メダルが表紙に輝いていますね。
YL 0.5~0.7程度 語数 286語の絵本です。
本の内容のご紹介
お母さん鳥がお出かけしていたある日、小鳥のMelは飛ぶ練習をすることを決心します。
木の枝の先まで来て、下を見ると、相当高いところにいることがわかります。
きょうだいの小鳥が見守る中、Melは意を決して飛び立ちます。
下にどんどん落ちるMel。
そんなMelを受け止めようとする森の動物たち。
でもMelが落ちるところを捕まえることはできず、Melはどんどん落ちていきます…。
そして…。
水の中にバッシャーン!!
果たして、この後、Melは大丈夫なのでしょうか…?
縦開きの構成になっている本書。
それによって、Melが落ちていく様を効果的に表現しています。
そして、水に落ちたことを境に構成を変えるその自由さに、著者の創作力を感じます。
もし気になれば、この2022年のコールデコットオナー賞をチェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本の著者のCorey R. Taborさんの作品として、このブログで、以下のガイゼル賞を受賞した本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ。
この絵本は、コールデコットオナー賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事があります。もしご関心がありましたら、合わせてどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬