こんにちは♪
多聴(extensive reading)とは、多読のリスニング版。つまり、自分にとって苦労なくわかるレベルで、興味関心のあるジャンルやトピックの英語をたくさん聞くこと。
例えば、英語を読んだだけではわからない音の脱落や、連結などがありますよね。これらは、頭でわかったとしても、実際に耳で聞き取れるかは別。それに、リスニングでは、語順のとおりに理解していかないとならないですよね。
だから、英語の音に慣れておくことがとっても大切なことは、きっと皆さん理解されていることだと思います。
タドキストにとって多聴用としてよく使われるのは、朗読CDのついた多読用図書。例えば、AmazonでOxford Bookworms Library(OBW)シリーズのCD附属版を検索すれば、表紙に"Pack"や"Audio"などと書かれています。
OBW6 Pride and Prejudice YL 5.5-6.0 29,455語
OBW1 England YL 2.0-2.2 4,640語

Pride and Prejudice - With Audio Level 6 Oxford Bookworms Library (English Edition)
- 作者:Austen, Jane
- 発売日: 2014/09/30
- メディア: Kindle Edition with Audio/Video
こういった多聴ができる図書や、多聴に向いたシリーズについては、これからこのブログで紹介していきたいと思いますが、今回ご紹介するのは、ウエブ上で無料で多聴できるとっても便利なTube Quizardというサイトです。
YouTubeのビデオを使った、英語の聞き取り練習ができるサイトです。これだけ整備されていて、無料なのが本当にうれしいですね♪ 庶民の味方です。
アクセスしていただくと、いくつもビデオが並べられていて、それぞれのビデオの下には、CEFRで難易度が示されています。
「やさしく、たくさん」という多聴の観点からいけば、多読を始めたばかりで、YL 1.0以下を読んでおられる方ならば、A1、A2レベルがいいと思います。YL 1.0~2.0の方ならばA2、B1レベルあたりがいかがでしょうか。YL 2.0~3.0の方ならばB1レベル、YL 3.0~4.0の方ならばB1~B2レベル、YL 4.0以上がスラスラ読めている方ならば、B2レベル以上でいかがでしょうか。
ご自分のレベルや趣味に応じて好きな動画にアクセスして、その動画を聞いて、下についている聞き取り問題に挑戦する形式になっています。
ドラマやディズニーなど、ジャンルも豊富にあるし、歌の聞き取りの動画もあります。
それに、聞き取り問題の空欄にカーソルを入れると、その個所だけ何度でも気軽に聞き返せる便利なつくりになっていますので、興味を持たれた方は、ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね♪
今回は、多聴用として便利な無料サイトのご紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬