こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、今もなお続くCOVID-19のパンデミックについて平易にまとめた、多読に適した英語読本をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Michael Burganさんが文を、Manuel Gurierrezさんがイラストを手掛けた英語読本、『What Is the Coronavirus Disease COVID-19?』です。
元々は、アメリカの子ども向けに書かれえたシリーズの本ですが、日本では多読用として人気のあるシリーズです。
YL 2.0~3.0程度 語数は4,347語 Lexile: 1000L
シリーズ:What Was...の本です。
本の内容のご紹介
2019年に中国の武漢から発生し、瞬く間に世界中に広がった新型コロナウイルス、COVID-19。
本書は、各地でロックダウンが相次ぎ、多くの人が犠牲になった2020年のパンデミックの、主にアメリカでの様子をまとめたものです。
本書で書かれている具体的な内容として、
- 2019年に、これまでにない型のウイルスが発生し、COVID-19と名づけられたこと
- 中国の正月の時期と重なり、世界中にあっという間に広がったこと
- 2020年3月にはニューヨークやニュージャージの病院は患者で溢れかえり、マスクなどの衛生用品に欠品が相次いだこと
- COVID-19は、当初、物に付着したウイルスを介して広がると考えられていたが、空気感染で広がることが分かり、マスクの着用が推奨されるようになったこと
- 無症状の潜伏期間に相手に感染させてしまうケースが相次いだこと
- 感染者や濃厚接触者に対しては、隔離措置が取られたこと
- 人の往来を禁止するためにロックダウンされ、経済が大きく落ち込んだこと
- 感染者数が収まってくるとマスクを外す人が増え、複数人で集まる人も増え、また感染者が増えたこと
- トランプ前大統領やその支持者の中で、マスクをしない人が多かったこと
などが書かれています。
日本でも毎日ニュースで報道され、新型コロナウイルスに関する背景知識を持っている方が多いと思いますので、その背景知識によって読みやすく感じました。
しかし、あれだけ多くの被害者を出した2020年のアメリカでは、なぜ専門家の警告があるにもかかわらず、マスクを外す人が多いのだろう?? と不思議に思ったことを思い出しました。マスクの着用でもう少し、被害者が減らせたのでは…?と、本書を読んで感じました。
パンデミックの終わりが見えてきた今、読みたい本です。
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬