こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、古代エジプトのピラミッド建築の背景や目的、その建築方法などを学べる、建築に関心がある方にお薦めの絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、David Macaulayさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Pyramid』です。
YL 4.0~5.0程度 語数は4,563語の本です。
本の内容のご紹介
紀元前3000~1100年頃、ファラオと呼ばれる王によって統治されていた古代エジプト。
死は次の世界の新たな始まりと考えられていた。
よって、来世に続く命のために、今世の体はきちんと処置され、埋葬された。
これがミイラとして体を保存し、巨大なピラミッドを建築した背景である。
本書は。ピラミッドをトピックにして、その建設の背景に触れた後、その建設過程を詳細な記述と、イラスト描写でまとめた本です。
ピラミッドがナイル川の西側に建築されたこと、
5万人にも及ぶとされる建築に携わった労働者たちの各々の役割、
建築に使用された様々な道具、
石灰岩に刻まれた労働者の名前、
星の位置を参照して決められたピラミッドの方角、
ピラミッドの建築順序
等々が、実に詳細に描写されています。
古代世界の七不思議にも数えられているエジプトのピラミッド。
現在でも多くの人を魅了し続けるピラミッドの建築について、数千年前の建築の様子に思いをはせながら読める重厚な英語読本です。
建築系の学生や、建築に関心がある方にお薦めの本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本には、『ピラミッド: 巨大な王墓建設の謎を解く』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
このブログでは、David Macaulayさんの以下の絵本を紹介したことがあります。もしご関心があれば合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬