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今回は、18世紀の古典的冒険小説を平易な英語で楽しめる、Cambridge Experience Readers (CEXR)シリーズからのリトールド(簡略化)作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Daniel Defoeが18世紀に発表した古典冒険小説を、Nicholas Murgatroydさんがリトールド(簡略化)したGraded Reader(段階別図書)、『Robinson Crusoe』です。
YL 4.5~5.0程度 語数は18,423語
シリーズ:Cambridge Experience ReadersのLevel 4 (CEXR4)【1,900語レベル】です。
本の内容のご紹介
物語は、主人公ロビンソン・クルーソーが冒険心に駆られて海に出るところから始まります。彼は両親の反対を押し切り、商船に乗り込みますが、数度にわたる航海で困難に遭遇します。
最終的に、彼が乗っていた船は嵐に巻き込まれ、クルーソーは唯一の生存者として無人島に流れ着きます。
孤独な島での生活は彼にとって試練の連続でした。
クルーソーは最初、島に打ち上げられた物資や残された船の破片を使って生き延びる術を学びます。
狩猟をし、木材を加工して住居を作り、島で見つけた野生のヤギを飼い慣らして乳製品を得るなど、自給自足の生活を構築します。
また、少しずつ農業も始め、食料を安定的に確保できるようになります。
この無人島での生活は28年間続きますが、その間、クルーソーは自身の運命について深く考え、聖書を読みながら神への信仰を深めていきます。
彼は自分の孤独な生活を、神の意志として受け入れるようになり、心の平安を見つけるようになります。
ところが、ある日クルーソーが島にやってきた野蛮人たちの姿を目撃したときからお話は大きく動き出します。彼らは捕虜を連れてきて食人の儀式を行っていたのです…。
それを目撃したクルーソーは…。
冒険やサバイバルだけでなく、孤独、葛藤、成長などが描かれ、単純明快な冒険小説にはない深さを持っています。
さすがは、長年、さまざまな国で読み継がれている作品だと感じます。
この人気古典的冒険小説を、平易に簡略化されたとはいえ、英語で楽しめるのはうれしいですね。
この本の音声は、ウエブ上(以下のURL)から無料でダウンロードできます。多聴用としても好適な本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本の原本は、以下の本などがあります。
多くの日本人に愛され、読まれている日本語版『ロビンソン・クルーソー』はいかからどうぞ!
このブログでは、このタイトル以外にも、他のCEXRシリーズの本を紹介しています。以下のまとめ記事から一覧を見れますので、是非どうぞ!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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