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お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、インドの島で木を植え、森を育てた男性の実話を楽しめる、Foxton Readers(FXR)シリーズのオリジナル作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、C.S. Woolleyさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Boy Who Planted a Forest』です。
YL 1.4~1.6程度 語数は2,000語
シリーズ:Foxton ReadersのStarter(FXR0)【300語レベル】です。
本の内容のご紹介
この本の主人公は、インドのMajuli島に住むJadav Molai Payengという男性。
大雨が襲った明朝、川の傍に砂州が出来ていたことを目にした当時16歳のJadav。
そして、その砂州には、日差しによって多くの死んだ蛇が横たわっていた。
彼らの住処を川が押し流してしまったからである。
それを見たJadavは、木を植えて蛇に住処を作ることを考える。
何本か竹の木をもらったJadavは、それを砂州に植える。
竹はすぐに大きくなり、砂州は多くの竹によって覆われ、土壌も安定するようになった。そして少年は、木々の世話をするため、近くに家を建てることにした。
その後、大変になった水やりを粘土の壺を使って工夫したり、土壌を豊かにするために虫を取ってきたりして、木々は林になり、林はたくましい森となっていった。
そして、10年、20年と過ぎるうち、この森に鹿や象や虎も住みつくようになった。
食料が十分でないため、しばしば近くの民家に進出してしまう動物を森に留まらせるため、Jadavは食料の木を植えていった…。
竹の植樹から始まり、38年をかけて大きな森を育てあげたインドの男性のストーリーを知ることができるノンフィクションの本です。
イギリスのFoxton社から刊行されたGraded Readersシリーズの1冊です。
イギリス英語で読まれる朗読音声はウエブ上(以下)からダウンロードすることが可能です!
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
FXRシリーズでは、以下の本もご紹介したことがあります。
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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