タドキストによる英語多読ブログ

1000万語以上の多読経験をもとに、多読の魅力を発信するブログです!本には魅力がいっぱい。英語の本を通して、人生を深く、豊かなものに。

ドッペルゲンガーの意味するところとは…? CERシリーズLevel 3から『How I Met Myself』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、このレベルのGRの中では自然な英語で内容・構成ともに読ませる本をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、David A. Hillさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『How I Met Myself』です。

 

YL 3.6~3.8程度 語数は12,597語 

シリーズ:Cambridge English ReadersのLevel 3(CER3)【1,300語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

舞台はハンガリーブダペスト

1月18日の雪の降る寒い日。

イギリスのコンピュータ会社でプログラミングを担当するJohn Taylorは、同僚とちょっとした口論になり、そのことを思い浮かべながら夜道を歩いていた。

 

すると、何者かが突然建物から出てきてJohnにぶつかり、Johnは雪の中に倒れてしまう。その男は「すまん」とひと言、ハンガリー語で伝え、走り去ってしまう。

その男の顔は、まさにJohnと瓜二つであった…。

 

急いで男の後を追いかけ、男が地下にあるワインバーに入り込んだのを確かに見て、Johnも後を追ってそのバーに入る。

しかし、中に客はいたものの、先ほど見た「自分にそっくりな男」の姿は見えなかった…。

 

それ以来、Johnはその男の存在が気になり、夢も見るようになる。

仕事にも夫婦生活にも影響を与え始めたため、妻のAndreaには伝え理解は得ることが
できた。

 

妻はハンガリー語の講師をしていたが、ある時、その大きな仕事を失い、そのワインバーで働き始めることになる。

その後、2人の間に子どもが誕生する。

 

しかし、気になり、夢を見続けるJohnは調べを進め、ドッペルゲンガーという現象を知るに至る。自分にそっくりな人が現れると、その後には何か不幸なことが起こるという現象である。

 

その後、調査を進めるうちに、第二次大戦中のある事故に行き着くことになるが…。

 

お話の設定、構成、内容ともに面白くどんどん読み進めてしまいます。

GRの中で語彙制限がかけられている中でも英語は大変自然で読みやすく、かなり質の
高い英語読本です。

 

なお、CERシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。

[https://www.cambridge.org/bs/cambridgeenglish/catalog/secondary/cambridge-english-readers/resources?&formatTag[]=Audio#popular]

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

Cambridge English Readers(CER)シリーズの本としては、他に以下の本をご紹介したことがありますので、ご関心があれば合わせてどうぞ!

erelc.hatenablog.com

 

また、このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。

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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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