こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、冬の訪れを動物の視点から美しく描いた芸術的なコールデコット賞作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、Berta HaderさんとElmer Haderさんが手掛けた名作絵本、『The Big Snow』です。
1949年のコールデコット賞(その年のアメリカの最優秀絵本賞)を受賞した作品です。
70年以上も前に刊行された古典的な絵本です。
YL 2.5~3.5程度 語数は1,735語 Lexile: AD710Lの本です。
本の内容のご紹介
冬が来る。
この地域でそれを告げるのは、ガチョウの群れが南に進路をとって飛ぶ姿。
その姿を見て、森の動物たちは冬支度を始める。
冬の寒さに耐えるための毛皮にするためにたくさんの食べ物を食べるウサギ。
冬眠の準備を始めるウッドチャック。
以前から食料を蓄えていたシマリス。
例年よりもガチョウの渡りが遅いことを冷静に感じるアオカケス。
この地に残って冬を越すショウジョウコウカンチョウ。
野ネズミも冬の訪れを間近に感じて食料を集めるペースを上げ、
キジやカラスは冬にこの地を離れることは考えたこともない。
クリスマスが過ぎて、ある夜、雪が降る。
雪の結晶が次々に降り落ち、森は雪に覆われる。
冬を迎える動物たちの様子が、自然豊かな森を背景に美しく豪華に
描かれた絵本です。
最後に人間の夫婦も登場し、動物の世界と調和して越冬する様子も
描かれています。
70年以上も読み継がれているこの絵本。
もし気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この絵本は、コールデコット賞を受賞した絵本ですが、その他にも、コールデコット賞作品の紹介をしたまとめ記事が以下ですので、よろしければ合わせて覗いていただけると嬉しいです。
他のコールデコット賞作品の何作品かも合わせてリンクを貼っておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬