こんにちは。
今回は、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞、ケイト・グリーナウェイ賞をじめ、数々の賞 に輝いたご経歴をお持ちの児童文学作家の大御所、John Burninghamさん が手掛けた素敵な秘密のお友だちを描いた、素敵な絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、数多くの名作を世に残されて2019年に亡くなられた、日本でもファンの多い、イギリス人児童作家・イラストレーターのJohn Burninghamさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Aldo』です。
YL 0.6~1.0程度 語数は234語です。
本の内容のご紹介
表紙に描かれた女の子の一人称で語られるこの絵本。
私は、一人でいることが多いの。
もちろん、テレビだって見るし、おもちゃだって、本だって持ってる。
でも、一人でいることが多いの。
だって、私には秘密のお友だちがいるから。
Aldoっていう名前の。
私が困った時や寂しい時には、必ず傍にいてくれるの。
Aldoがいてくれれば、全然寂しくもないわ。
でも、誰にもAldoのことは話していないの。
だって、秘密のお友だちだから…。
女の子が困った時に傍で寄り添ってくれる―そんな心の通い合う
ほんとうのお友だちを描いた、とっても素敵な絵本。
やっぱり、Burninghamさんの絵本はいい!
多くの人に届けばいいな~と感じた一冊でした。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本には、『アルド・わたしだけのひみつのともだち』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
このブログでは、この本以外でもJohn Burninghamさんの絵本を紹介した記事もありますので、もしご関心があれば合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!