こんにちは。
今回は、イギリスで出版された絵本に授与される名誉ある賞、ケイト・グリーナウェイ賞をじめ、数々の賞 に輝いたご経歴をお持ちの児童文学作家、John Burninghamさんによる、優しくて夢のある作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、数多くの名作を世に残されて2019年に亡くなられた、日本でもファンの多い、イギリス人児童作家・イラストレーターのJohn Burninghamさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Mr Gumpy's Rhino』です。J
YL 1.2~1.4程度 語数は421語です。
本の内容のご紹介
1970年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した『Mr. Gumpy's Outing』
に登場するガンピーさんを主人公にしたシリーズの一冊です。
ガンピーさんはアフリカを旅していました。
そこで、両親を亡くし、角を奪われてしまった子どものサイと出会います。
そのサイの気持ちに寄り添い、優しく抱きしめてあげるガンピーさん。
ガンピーさんは子どものサイにあげるミルクを探しに、砂漠を駆け巡り、
少量のミルクを手にすることができましたが、それは十分な量ではあり
ません…。
ガンピーさんはそのサイをチャーリーと名付け、チャーリーとともに船に乗って
帰ることにします。
しかし、どんどん大きくなるチャーリーの食料を得るのは容易ではありません。
そこで、ガンピーさんはチャーリーを小学校に連れて行って子どもたちに
見せることにします。
そこで、一人の子どもからある提案をされますが…。
動物を登場人物にして、夢のあるお話を書かせたらJohn Burninghamさんの
右に出る人はいないのではないか、と感じてしまいますね。
優しさと、ユーモアと、夢がある作品です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、この本以外でもJohn Burninghamさんの絵本を紹介した記事もありますので、もしご関心があれば合わせてチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!