こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本でも広く読まれている『三びきのやぎのがらがらどん』のお話を元にしたパロディー絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Nancy Loewenさんが文を、Christian Bernardiniさんがイラストを描いた絵本、『Listen, My Bridge Is SO Cool!: The Story of the Three Billy Goats Gruff as Told by the Troll (The Other Side of the Story)』です。
です。
以前、このブログでもご紹介した『Trust Me, Jack's Beanstalk Stinks!: The Story of Jack and the Beanstalk as Told by the Giant』や、『Honestly, Red Riding Hood Was Rotten!: The Story of Little Red Riding Hood As Told by the Wolf 』や、『Seriously, Cinderella Is So Annoying!: The Story of Cinderella As Told by the Wicked Stepmother』の姉妹編の絵本です。
YL 1.0~1.4程度 語数は779語 Lexile: 530Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
日本でも人気の絵本、『三びきのやぎのがらがらどん』。
表紙に懐かしさや親しみを感じる方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するパロディー絵本は、『三びきのやぎのがらがらどん』の中で、怖~い存在として描かれていたトロール側の視点に立ったお話になっています。
このトロール(Artyという名前)、実はとっても心優しくて、成績優秀。
それは、トロールとしては落第を意味します。
だから、トロール学校を終えて与えられた仕事は小さな橋の管理。
周りのトロールたちからは馬鹿にされての仕事でした。
でも、Artyにとってこの仕事は、静かでとっても性に合う。
空き時間には詩を書いたり、踊ったり、フルートを吹いたりだってできるので。
そんなある日、橋を渡ってきた小さなヤギがいました。
その小さなヤギは、「もっと大きなヤギが次に来る」と言ったので、Artyは通してあげました。でも、何だかArtyを怖がっていないし、馬鹿にした感じもします…。
そして次に2匹目のヤギが橋を渡ります。このヤギも、Artyを怖がっている感じはせず、「もっと大きなヤギが次に来る」と言ったので、Artyは通してあげました…。
そして一番大きなヤギがやってきました。ところが、この大きなヤギにも、ある秘密があったのです…。
その秘密とは…?
気になれば、是非、ご自身で読んでみてくださいね!
愉快で、ほっこりとするお話が待っています!
トロールの言い分も聞いてあげたい方にお薦めの絵本です。
最後に
このブログでは、これまでにパロディーの絵本を紹介しています。もしご関心がありましたら、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬