タドキストによる英語多読ブログ

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森を守るために、樹齢1000年の巨木で抗議活動を続けますが… CPTシリーズから『Battle for Big Tree Country』のご紹介

こんにちは!

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

今回は、森を守るための抗議活動を中心に描いたオリジナルのお話が楽しめる、Cengage Page Turners(CPT)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。

 

 

本について

今回ご紹介させていただくのは、Gregory Strongさんが手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『Battle for Big Tree Country』です。

 

YL 4.4~4.6程度 語数は16,263語 

シリーズ:Cengage Page TurnersのLevel 11(CPT11)【2,200語レベル】です。

 

本の内容のご紹介

このお話の舞台は、カナダの西海岸にある島で、Big Tree Countryと呼ばれる自然豊かな山間部。

もともとは、カナダの先住民Nuu-chah-nulth族が多くの野生動物と共存していた土地。

 

この豊かな森を伐採する計画が着手されようとしていた。

この本の主人公でNuu-chah-nulth族の19歳の大学生Gailとその母親は、この森を生活の一部として過ごしてきた。

特に、樹齢1000年を超し、40メートルほどの高さになる巨木Magicは、地元住民の信仰を受けてきただけに、何としても守らなければならなかった。

 

Gailと母親、Gailの友人の大学生Shaneや、地元住民は、伐採に対する抗議活動を行い、業者を森の中に入れない行動を起こす。

しかし、すでに法的に認められた事業であるため、業者は警察を導入し、抗議活動をする人を次々に逮捕していく…。

 

Gailは、Shaneとともに手作りでMagicの樹上に作った足場に「籠城」し、一人抗議活動を続けることに…。

しかし、持ち合わせの飲料も食料も尽きてきてしまい…。

また、ハリケーンのような大きな嵐も迫ってきたが…。

 

森をもまるために、その森の象徴であるMagicという巨木で抗議活動を続ける地元住民を主人公にしたオリジナルのストーリーです。

 

なお、CPTシリーズは音声がウエブ上からダウンロードできるので、多聴もできます(以下のURL)。

www.cengage.com

 

気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!

 

最後に

CPTシリーズとしては、以下の本もご紹介したことがあります。

erelc.hatenablog.com

erelc.hatenablog.com

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、Happy Reading!!

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