こんにちは♪
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?これからの5月、新緑が眩しいいい季節に入りますね。コロナ禍の中ですが、楽しい面に目を向けて過ごしたいですね♪
1.World History Readersについて
今回ご紹介させていただくのは、Graded Readersシリーズの一つ、韓国の出版社Seed Learningから出ているWorld History Readers(WHRと略します)です。
このWHRシリーズはLevel 1~Level 6までの6段階あり、各レベルの語彙レベルや、語数(分量)は、以下のように設定されています。ちなみに、WHR1というは、「World History ReadersのLevel 1」という意味です。
WHR1 800語レベル 600語程度の分量 A2レベル YL 1.1~1.3
WHR2 1,000語レベル 750語程度の分量 A2レベル YL 1.5~1.8
WHR3 1,250語レベル 900語程度の分量 B1レベル YL 2.0~2.3
WHR4 1,500語レベル 1,050語程度の分量 B1レベル YL 2.5~2.8
WHR5 2,000語レベル 1,200語程度の分量 B2レベル YL 3.0~3.3
WHR6 2,500語レベル 1,400語程度の分量 B2レベル YL 3.5~3.8
シリーズ名が示す通り、世界の歴史を学べるシリーズで、読みやすい英語で歴史も勉強できるという、歴史好きの方や、歴史をもう一度勉強してみたい方にちょうどいいシリーズです♪ YLに比較して、語数(分量)が少ないのが特徴ですね。
CDも付属しているので、多聴用としてや、授業などで生徒さんに一斉に聞かせたい場合にも有用なシリーズですね。それに、編集者を務めるのは、Foundations Reading Library(FRL)シリーズやCengage Page Turners(CPT)シリーズといった人気シリーズを手掛けたRob Waring教授です。
2.The Rise and Fall of Communismについて
一冊このシリーズから、『The Rise and Fall of Communism』をご紹介させていただきます♪
YL 1.5~1.8 語数は754語です。
World History Readers 2-8: The Rise and Fall of Communism (English Edition)
- 作者:Waring, Rob
- 発売日: 2018/11/28
- メディア: Kindle版
この本で学べるのは、タイトルからわかる通り、共産主義(communism)です。
その始まりにはユートピアの考えがあったこと、19世紀にマルクスとエンゲルスが共産主義を具体的に形作ったこと、レーニン率いるロシアや、毛沢東率いる中国といった大国で共産主義が広がったことなどが紹介されています。
そして、ソ連率いる共産主義圏と、アメリカ率いる資本主義圏との冷戦の始まりや、その終結についてもふれられています。
このように、書かれている内容自体は、歴史を学んだ方ならば基本的な内容が中心です。でも、このように知っている内容を英語で読むと、「共産主義はcommunismなのか~」とか「資本主義はcapitalismなのか~」とか、「毛沢東は英語ではMao Zedongなのか~」単語を知らなくても推測ができますね。
3.最後に
このブログでは、FRLシリーズとCPTシリーズについてご紹介した記事もありますので、ご関心があれば、合わせてお読みください♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬