こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます!
今回は、日本でもファンの多い、20世紀中頃を中心に活躍されたVirginia Lee Burtonさんによる、蒸気ショベルとその運転士のお話をご紹介させていただきます。
本について
今回紹介するのは、Virginia Lee Burtonさんが1939年に書版を発表した『MIKE MULLIGAN AND HIS STEAM SHOVEL』です。今から90年近く前の古典的な本であり、今でも読み継がれている本です。
YL 2.0~2.5程度 語数 1,688語 Lexile: 580Lの絵本です。
本の内容のご紹介
Mike Mulliganは、自慢の蒸気ショベルを持っていました。
Mary Anneという名前のそのショベルの自慢のポイントは、「100人が1週間かけてする仕事を1日でできる」というもの。Mike Mulliganは、それが本当かちょっと自信がないけれども、いつもそんな風に自慢をしていました。
Mike MulliganとMary Anneは、運河を作ったり、山を切り開いたり、土地を慣らしたり、飛行場を作ったり、何年も一緒に仕事をしてきました。いわば、かけがえのない相棒です。
特に、2人の仕事ぶりを誰かが見ていると、気合が入ります。
いつもよりも、速く、上手に仕事ができるのです。
ところが時代が流れ、ガソリンや、電気や、ディーゼルで動くショベルカーが主流になって、Mike MulliganとMary Anneの元には、仕事があまり来なくなってしまいました…。
そんなある日のこと。2人は、Poppervilleという町で市役所の建設工事があることを知り、仕事をしたいために向かうことにしました。
そしてそこで、仕事を得るために「たった1日で、市役所の地下室を掘ってみせる」と言い切ってしまいます。さらに、「それが出来なかった時には、お金は受け取らない」とも。
さあ、啖呵を切った2人は、1日で地下室を掘ることができるのでしょうか…?
この先は、是非、ご自身で楽しんでみてくださいね!
最後に
この本は、日本でも『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』の邦題で翻訳版が出版されていますので、合わせてご紹介をさせていただきます!
このブログでは、Virginia Lee Burtonさんによる他の絵本も紹介したこともありますので、合わせて以下にリンクを貼っておきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬