こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、女性の殺害事件をめぐる裁判を台本形式でえがいた、Oxford Bookworms Library (OBW)シリーズからの作品をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Tim Vicaryさんが文を手掛けたGraded Reader(段階別図書)、『The Murder of Mary Jones』です。
YL 2.0~2.2程度 語数は6,405語 Lexile: NP
シリーズ:Oxford Bookworms LibraryのStage 1(OBW1)【400語レベル】です。
本の内容のご紹介
8月の暑い夜のこと。深夜までディスコで踊り、帰路についた若い女性Mary Jonesが浜辺で何者かに殺害された状態で発見された。
死因は頭部を数回スパナで殴打されたことで、凶器となったそのスパナにはMaryの血液と髪の毛が付着していた。
この本では、この殺害事件をめぐる裁判所での様子が台本形式でえがかれている。
容疑者となっているのはディスコでMaryと踊っていたSimonとDan。
2人は自動車窃盗の常習犯でもあり、この夜も盗んだ車でディスコに来ていた。
そして車の中からは凶器が発見されていたのだった。
ただし目撃者はいない。
しかし、ことはそれほど単純でもなかった。
MaryのボーイフレンドのJimにも怪しいところがあったのだ。
MaryがSimonとDanと踊っているのを見かけ激怒したJimは、ディスコでSimonに殴りかかっていたのだった。
その後、ディスコを出たMaryを先に追いかけたのはJimで、その後でSimonとDanはディスコを後にしている。
しかしMaryの殺害現場の第一発見者もJimであった。
さらに、SimonとDanの衣服には血液は付着していないのに、Simonの衣服には大量の
Maryの血液が付着していたのだった。
これが意味することとは…?
検事、弁護士、裁判官、証言者などが登場し、台本形式で事件の背景が明らかになっていく構成になっている。
最後には2つのシナリオが用意されています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、OBWシリーズの図書を他にも紹介していますで、気になれば以下のリンクから飛んでみて下さいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!