こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
英語で"sour grape"という表現はご存知ですか??
"It is used to refer to an attitude in which someone adopts a negative attitude to something because they cannot have it themselves."
と定義されている表現です。
つまり、「自分が所持していないためにとってしまう悪い態度」という意味で、「負け惜しみ」とも訳されたりします。
今回は、とっても不機嫌だった(つまり、"sour grape"だった)ぶどうさんを主人公にした人気の英語絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Jory Johnさんが文を、Pete Oswaldさんがイラストを手掛けた絵本、『The Sour Grape』です。シリーズ化されているフードグループの1冊です。
YL 1.6~1.8程度 語数は1,183語 Lexile: AD430Lの本です。
本の内容のご紹介
この本の主人公は、表紙に描かれているぶどうさん。
このぶどうさんは、とにかく不機嫌。
でも、昔はとっても気のいい子どもでした。
お友だちのぶどうさんたちとも仲良くしていたし、優しいおじいちゃんとおばあちゃんからも人に親切にすることの大切さを教えてもらっていたし、ちょっとしたことでは全然怒りませんでした。
では、このぶどうさんの性格を変えてしまったのは何かというと、誕生日パーティーでした。ぶどうさんは、お友だちに招待状を書いて、一緒に楽しめるようにたくさんの準備をしました。
でも、パーティー当日、待っても、待っても誰も来てくれません…。
この日を境に、ぶどうさんの中に、「イライラ」という感情が芽生えてしまいました。
以来、来る日も来る日も、不機嫌な毎日を過ごすことに。
でも、そんなぶどうさんの性格をまた変える出来事がありました。
果たして、どんなことが起こったのでしょうか…?
自分の感情の持ち方や、変え方などのメッセージも込められている絵本です。
こういった楽しいお話を通して考えさせてくれる絵本は、読み聞かせ用にもいいですね!
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
Jory Johnさんによる作品としては、以前以下の絵本もご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
このブログでは、これまでたくさんの多読図書や絵本をご紹介してきました。
以下の検索ボックスにキーワードを入れれば検索できます。
また、右側のサイドバーの中で気になるカテゴリーがあれば、クリックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!