こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日本が誇るゲームメーカー任天堂の世界での存在の大きさを知れる英語児童書をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Gina Shawさんが文を、Andrew Thomsonさんがイラストを手掛けたネイティブ用の児童書、『What Is Nintendo?』です。
YL 2.8~3.8程度 語数は7,048語 Lexile: 950Lの本です。
本の内容のご紹介
マリオがゲームボーイを持っているという表紙が日本人には嬉しいですね。
この本は、日本が世界に誇るゲームメーカー・任天堂の創業から今日までの製品開発、ヒット商品、失敗や挫折などがまとめられた英語ネイティブの子ども向けの本です。
この本で書かれている具体的なこととして、
- 任天堂は1889年に京都で花札の製造会社として設立されたこと
- 山内溥氏が20代の若さで第3代社長に就任し、1965年にゲームクリエイターの横井軍平が入社し、研究開発部門のトップに就任したこと
- 1977年に宮本茂氏が入社し、ポパイにインスピレーションを受けて、ドンキーコングやマリオを誕生させたこと
- 1985年にNES(ファミコン)がアメリカで発売され、1986年のスーパーマリオの発売で爆発的な売れ行きとなったこと
- 1989年にはゲームボーイが発売され人気を博したこと
- セガやプレーステーションなどのライバルの台頭もありながら、ゲームの質にこだわり、Nintendo DSやWiiやNintendo Switchなどを次々にヒットさせて世界のゲーム業界の王者であり続けていること
- 失敗から多くを学んでいること
などです。
特に失敗から学び、時代に応じた柔軟性が任天堂にあることがその成功の一つの理由として書かれていて、本書での以下の一節が心に残りました。
Just when Nintendo was at the top of the industry, an obstacle would come along and knock them down, but the company always learned from its mistakes and resumed its position as an industry leader time and time again. (p. 97)
1980年代、1990年代と比較して世界で戦える企業が少なくなってしまった現代日本。
その中でゲーム業界で世界を相手に活躍し続ける任天堂には是非頑張ってもらいたいですね!
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
Who Was...シリーズ、Where Is...シリーズ、What Was...シリーズとして、以下のまとめサイトや紹介した本があります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬