こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、オーストラリア大陸北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯・グレートバリアリーフに関する多くのことを学べる英語読本をご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、Nico Medinaさんが文を、John Hinderliterさんがイラストを手掛けたディズニーワールドをテーマにした英語読本、『Where Is the Great Barrier Reef?』です。
Who Was...シリーズ、What Was...シリーズの姉妹編のWhere Is...シリーズの一冊です。
YL 2.8~3.8程度 語数は8,221語 Lexile: 880L
シリーズ:Where Is...の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、主にアメリカの子どもたちを対象にした児童書の中で、場所や施設などの紹介するWhere Is...?シリーズからの一冊です。
オーストラリア大陸北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯で、世界遺産にも登録されているグレートバリアリーフ。
この英語読本は、アメリカの子ども向けに、グレートバリアリーフにまつわるさまざまなことを学べるように書かれた本です。
18世紀、タヒチでの任務を終えたクック船長が率いる船が西に向かっている最中に座礁したことによって、グレートバリアリーフが偶然発見されたエピソードから始まる本書では、以下のようなことが書かれています。
- グレートバリアリーフは1,400マイルもの長さで世界のサンゴ礁の10%を占めること。
- 氷河期にはグレートバリアリーフのいくつかは海中から高く突き出ていたこと。
- サンゴは藻を細胞内に共生させることで、光合成で栄養を得ている一方、藻はサンゴ細胞の中に共生して栄養塩を得ていること。
- 藻がサンゴをさまざまな色に輝かせていること。
- グレートバリアリーフの周りには、カニ、タコ、サメ、クジラ、イルカなど多様な生物が暮していること。
- 岸の近くの浅瀬には多くの海藻が生えていて、近くの動物の植物や住処になっていること
などが書かれています。
そして、本書最後には、オーストラリア発見に至るまでのポルトガル、オランダ、イギリスをはじめとした欧州列強の進出や、先住民アボリジニーの搾取という歴史もふれています。
ノンフィクションが好きな方、ダイビングが好きな方、自然が好きな方にお薦めの、アメリカの小学校低学年~中学生を主な対象にした英語児童書です。
気になれば、是非チェックしてみてくださいね!
最後に
この本のWhere Is...シリーズの本として、以下の本もご紹介したことがあります。
Where Is...シリーズの姉妹編のWho Was...シリーズとして、以下の本もご紹介したことがありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬