こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、このブログでも時々ご紹介する、コールデコット賞を3度も受賞している、絵本界のレジェンドでいらっしゃるDavid Wiesnerさんによる、「芸術はバクハツ!」な絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介するのは、いつもその発想力で読む人を楽しませてくれるDavid Wiesnerさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Art & Max』です。
YL 1.6~2.0程度、語数は752語 Lexile: 310Lの本です。
本の内容のご紹介
表紙の左のトカゲが腕のいい画家のArt、右のトカゲが初心者のMaxです。
上手に描いているArtに勢いよくぶつかってきて、自分も絵を描きたいといってきたMax。
でも何を描いたらいいかわからないMaxに対して、"you could paint me."と返すArt。
それを聞いて、Artの体に塗り始めてしまうMax。
いい加減にしろ! とばかりに怒りを爆発させたArtの体からは鱗が飛び散って、Art自身も見たいことがない姿に。
そんな自分自身の姿に驚いたArtは気分が悪くなってしまい、Maxは水を飲ませてあげました。すると、Artの体は透明になり、体の輪郭を表す線だけになってしまいました…。
そして、さらにその線までもなくなってしまい…。
この後、どうなってしまうのでしょうか…?
この絵本のアイデアや世界観は、どうしたら思いつくのでしょうか…?
まさに「芸術はバクハツだ!」を体現している、イマジネーションに包まれた作品です。
頭が柔らかくなるような、芸術的な絵本です。
気になれば、是非、手に取ってみてくださいね!
最後に
この本には、『アートとマックス―ゴキゲンなゲイジュツ』の邦題で和訳版も刊行されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
David Wiesnerさんの絵本としては、他にも紹介した記事がありますので、ご関心がありましたら、ぜひどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬