こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、このブログでも時々ご紹介する、コールデコット賞を3度も受賞している、絵本界のレジェンドでいらっしゃるDavid Wiesnerさんによる、ハリケーンが来た時の怖さ、過ぎ去った後の光景を鮮明に描き出した絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介するのは、いつもその発想力で読む人を楽しませてくれるDavid Wiesnerさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Hurricane』です。
YL 1.6~2.0程度、語数は752語 Lexile: AD460Lの本です。
本の内容のご紹介
ハリケーンが近づいてきた。
DavidとGeorgeの兄弟は、猫のHannibalの行方を心配していましたが、暴風雨が襲い掛かる直前にHannibalを見つけ、家の中に入れることができた。
ハリケーンが襲い掛かり、家に停電を起こす。
家族は暖炉の近くで身を寄せ合いながら食事をとり、寝る前にはDavidとGeorgeは、鳥やリスはこの暴風雨をどのようにしのいでいるか語り合う。
翌朝、ハリケーンが過ぎ去り、青空が広がる下で、ニレの巨木が根こそぎ倒されて横たわっていた。
それは、DavidとGeorgeに格好の遊び場となる。
野生動物が跋扈するサバンナにある木に見立てたり、荒れ狂う海を進む船に見立てたり…。
文字がない本が多いWiesnerさんの本の中で、文字がしっかり書かれている絵本です。
イマジネーションがあって、冒険心をくすぐるお話になっていて、本来は怖いハリケーンが少し楽しみになってしまう作品です。
気になれば、是非、手に取ってみてくださいね!
最後に
David Wiesnerさんの絵本としては、他にも紹介した記事がありますので、ご関心がありましたら、ぜひどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬