こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、アメリカの児童作家Crockett Johnsonさんによる、不思議なクレヨンの世界を楽しめるHaroldシリーズの絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、ニューヨークご出身の児童作家、イラストレーターのCrocket Johnsonさん(1906―1975)が文とイラストを手掛けた、『Harold's Circus』です。
YL 1.2~1.6程度 語数は676語 Lexile: 590Lです。
本の内容のご紹介
この表紙に描かれている小さな男の子、Haroldが主人公です。
Haroldが持っている紫色のクレヨンは魔法のクレヨン。
そのクレヨンで描くと、その世界が現実のものになるのです!
ある月夜。
Haroldは紫色の魔法のクレヨンを持って綱渡りに挑戦を始めました。
月の高さを超える高所での綱渡りです。
ピーンと張った綱は揺れることなく、Haroldはその上でスキップも始めます。
ところがバランスを崩して、下に落ちてしまいます…。
でも大丈夫。
紫色のクレヨンでゾウのお鼻を描いて、ゾウに助けてもらいます。
ゾウにお礼のエサをあげて、今度は馬を描いて背中に乗ります。
またバランスを崩して下に落ちてしまって恥ずかしかったので、
ピエロの帽子を自分にかぶせておどけてみせます。
そして、本当のピエロを描いて、背の高い人、低い人、太っちょの人、
ライオンと、サーカスを堪能します…。
Haroldのクレヨンが次々に描き出す世界は、Haroldをサーカスの
マスターにしていきます…。
白地にどんな絵を描くのかな、と思いながら次々にページがめくれる
楽しい本です。
英文には割と難しめの語彙も使われています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
Crockett Jonhsonさんの作品としては、以下の本もご紹介したことがあります。
この本と似たコンセプトの本として、Anthony Browneさんの『Bear Hunt』をご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!