こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、悲しみや喪失を経験した子どもに寄り添ってくれる温かい絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Tracy Lambert, LPCさんが文を、Elena Napoliさんがイラストを手掛けた、『Why Do I Feel So Sad?: A Grief Book for Children』です。
YL 0.8~1.2程度 語数は465語の本です。
本の内容のご紹介
子どもたちに突然訪れる深い悲しみ(grief)。
そう、本書は、副題にもあるように、この"grief"がテーマになっています。
本書では、悲しみは、家族を亡くした時、飼っていた犬が家を出て行って
帰ってこなくなってしまった時、両親が離婚した時、引っ越して新しい
学校に通わなくてはならなくなった時などに訪れることがあることが
まず書かれています。
そして、悲しみの感じ方は人によって違うことも書かれています。
例えば、今まで好きだったことがしたいと思えなくなってしまったり、
再び喪失経験が来るのではと心配になってしまったり、頭が痛くなって
しまったり、胃がキューっとしてしまったり、怒りっぽくなってしまったり、
人の話に集中できなくなってしまったり…。
さらに、悲しみの中でも少し気持ちが明るくなれる方法も書かれています。
信頼できる大人に話をしたり、今の感情を絵や音楽などを通して表現したり、
運動して体を動かしたり。あるいは、手紙や思い出の本を作ってしっかりと
お別れをしたり…。
悲しみや喪失を経験した子どもが一人で読むのもいいですし、大人が一緒に
寄り添って読み聞かせてあげてもいい本だと思います。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、これまでたくさんの多読図書や絵本をご紹介してきました。
以下の検索ボックスにキーワードを入れれば検索できます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!