こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、動物たちと人間の知恵比べを描いた、とっても愉快で楽しい絵本をご紹介したいと思います。2001年にコールデコットオナー賞に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介するのは、Doreen Croninさんが文を、Betsy Lewinさんがイラストを手掛けた絵本、『Click, Clack, Moo: Cows That Type』です。2001年にコールデコットオナー賞(その年の絵本の優秀賞)を受賞した絵本です。
YL 0.8~1.0程度、語数は403語 Lexile: AD470Lの本です。
本の内容のご紹介
牛さんたちがタイプライターで何やら打ち込んでいる表紙が印象的なこの本。
タイプライターで打ち込んだような文字でタイトルが書かれています。
この本に登場するのは、農場を営むBrownさんと、その動物たちです。
Brownさんは、ある問題を抱えていました。
それは、なんと、農場にいる牛さんたちは、タイプライターを打つことが好きだということです。
一日中、納屋からは何かをタイプする音が聞こえてくるのです。
Click, Clack, Moo...
そしてある日、目を疑う紙が牛舎に貼られていたのです…。
何でも、その紙には、納屋はとても寒いので、電気毛布が必要であるという牛たちからの要求が書かれていたのです…!
Brownさんは、牛たちにNoを突きつけると、何と牛たちはストライキを敢行し、牛乳を搾らせないという行動に出たのです…。
さらに、翌日には納屋にいるニワトリさんたちも寒がっているので、電気毛布がほしいと要求してきたのです。
動物たちがチームワークで対抗してきたのですが、それに対してBrownさんは…?
ユニークな絵と、動物たちの思わぬ行動が笑いを誘う、明るい一冊です。
動物たちと人間の知恵比べの行方は…?
オチも楽しいですよ。
気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬