こんにちは♪
今日ご紹介させていただくのは、子どもの自我を、明るい版画で表現した、2004年のコールデコットオナー賞授賞作品です。
本について
今回ご紹介するのは、Margaret Chodos-Irvineさんが文とイラストを手掛けた絵本、『Ella Sarah Gets Dressed』です。2004年のコールデコットオナー賞授賞作品で、表紙に銀メダルが輝いていますね。
YL 0.4~0.6程度 語数は229語 Lexile: 810Lです。
本の内容のご紹介
表紙に描かれている女の子、Ella Sarahがこの本の主人公です。
朝起きて、自分のクローゼットを眺めて、Ella Sarahが着たいなと思った服は、
ピンクの水玉模様のパンツと、オレンジ色と緑色の花柄のドレスと、青色と紫色のストライプの靴下と、黄色い靴と、赤い帽子。
パジャマ姿から、このコーディネートで決まり! と思っていたElla Sarahに、お母さんや、お父さんや、お姉ちゃんからは、違う服を薦められますが、Ella Sarahは、はっきりと、"No!"と言って、自分の気持ちを押し通します。
自我が芽生えた女の子の素直な気持ちを、おおらかな視線から描いた絵本です。
子どもを持つ親御さんならば、「わかる、わかる」と首肯する内容だと思います。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞や、コールデコットオナー賞受賞作品を紹介させていただいております。もしご関心があれば、以下の記事から、過去のコールデコット賞作品に関する記事をすべてチェックできますので、ぜひどうぞ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬