こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、「引き」の連続が楽しい!グループでのアイスブレークにも使える文字のない絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介するのは、ハンガリーのイラストレーターのIstvan Banyaiさんが手がけた、文字のない絵本、『Zoom』です。
YL 0.0、語数はタイトルの1語の本です。
本の内容のご紹介
この本は、タイトルが示す通り、Zoomしていく絵本です。
具体的には、Zoom inするのではなく、Zoom outしながら、小さいところから大きいところへ視点を引きながらイラストを重ねています。
いわば、「引き」の連続の絵本です。
最初のページから度肝を抜かされてしまいます。
何やら、小さなつぶつぶのついた赤いギザギザした物体の一部が右のページいっぱいに広がっています。
「ヒトデかな?それとも、何か違う生物かな?」などと思いながら、ページをめくると、Zoom outされ、最初のアップのイラストは、鶏のとさかの一部だったことがわかります。
そして、次のページを見ると、さらにZoom outされ、その鶏を眺める2人の子どもの姿が見えます。
さらに次のページでは、鶏を眺める2人の子どもがいる家が見えます。
さらに次のページでは…。
この後の展開は、是非、ご自身の目で確かめてみてくださいね!
素晴らしいのは、単純に少しずつZoom outしていくだけではなく、何度か予想を裏切る展開が待っていることです。
思わず、「え!? この絵は、この一部だったの??」と驚いてしまうこと請け合いです。
この絵本は、アイスブレークの時にも使っている方が多いようです。
いくつかのページを用意して、どちらの方が小さい絵かをグループで考えさせたりして使う方も多いようです。
一人で読んでも、グループで使っても楽しい文字のない絵本です。
最後に
文字のない絵本に関しては、以前、以下の記事で紹介したことがありますので、ご関心があればチェックしてみてくださいね!
これまで文字のない絵本、あるいは文字がほとんどない絵本として紹介した記事には、以下のものがあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬