こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、奴隷解放を記念する日・Juneteenthについて学べる英語読本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Sharon Dennis Wyethさんが文を、Kim Holtさんがイラストを手掛けた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『Juneteenth: Our Day of Freedom』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は842語 Lexile: 680L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3)です。
本の内容のご紹介
アメリカで毎年6月19日に祝われる祝日で、奴隷解放を祈念する日であるJuneteenth。
本書では、奴隷解放に至るまでの黒人たちの生活、奴隷解放後の生活の変化、そしてこの日のお祝いの仕方等が説明されています。
具体的には、
- 1865年6月19日にテキサス州で奴隷制が正式に終わったことを受けて、この日が象徴的な意味を持つようになったこと、
- 1861年から1865年にかけて、アメリカでは南北戦争が起こり、南軍が敗北したこと、
- 時のリンカーン大統領が、南北戦争終了前に奴隷解放宣言にサインをしたこと、
- しかし、宣言から2年たっても、何千人もの黒人奴隷たちは主人からそのことを知らされず、コットン畑などで労働を強いられていたこと、
- 解放された時の黒人たちの喜びは相当なもので、それぞれの方法で楽しんだこと、
- 自分たちで土地を持ち、家や畑を持ち、教育を受け、賃金を得て労働することができるようになったこと、
- 1980年にテキサス州が祝日に制定し、2021年にはアメリカの連邦祝日に制定されたこと、
- 赤いものを食べたり、歌を歌ったりして、この日を祝っていること
等々が書かれています。
Juneteenth(ジューンティーンス)は、アメリカ合衆国で毎年6月19日に祝われる祝日で、奴隷解放を記念する日です。1865年6月19日に、テキサス州で奴隷制が正式に終わったことを受けて、この日が象徴的な意味を持つようになりました。これは、アフリカ系アメリカ人の歴史と自由を称える日でもあります。2021年にはアメリカの連邦祝日に制定されました。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。
<SIRシリーズまとめ記事>
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
右のサイドバーのカテゴリーから、
- YL
- 語数
- Lexile
- シリーズ
- 著者名
- タイトル
から検索できます。
気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!