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今回ご紹介させていただくのは、パネットーネ(干しブドウ、果皮などを入れたイタリアの菓子パンで、クリスマスの頃に食べる風習がある)にまつわる民話の絵本です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Tomie dePaolaさんが文とイラストを手掛けた『Tony's Bread』です。
YL 2.0~2.5程度 語数は1,516語 Lexile: AD660Lの本です。
絵本の内容のご紹介
昔、イタリアはミラノのはずれの小さな村でパン屋を営むTonyという男性がいました。
小さな村に相応しいシンプルで美味しいパンを作り、村人たちに愛されていましたが、「いつかはミラノで自分の店を持ち、北イタリアで一番有名なパン屋になりたい」という夢を持っていました。
Tonyには一人娘のSerafinaがいて、それはたいへん可愛がって、大切に育ててきました。結婚適齢期にあるSerafinaですが、Tonyのお眼鏡にかなう男性はおらず、むしろ、若い男性がSerafinaに近づいてくるのを避けていました。
そう、Serafinaには「良い人と結婚したい」という夢があったのです。
そんなある日、ミラノから裕福な貴族のAngeloがTonyのパン屋の傍を通りかかり、偶然風でめくれたカーテンの隙間から見えたSerafinaと目が合い、2人は互いに一目で恋に落ちたのです。
何とかSerafinaとの関係を持ちたいAngleoは、Tonyがミラノでパン屋を出したいという夢を持っていることを知り、ある提案をしますが…。
この後、AngeloとSerafinaの恋の行方は…?
そして、Tonyはミラノでパン屋を出すことができるのでしょうか…?
パネットーネの起源にまつわるイタリアの民話を知ることができ、文化的な勉強にもなる絵本を、どうぞ!
最後に
Tomie dePaolaさんの作品のまとめ記事は、以下からアクセスすることができます。もしご関心があれば、合わせてどうぞ!
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬