こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、日系アメリカ人の芸術家、野口勇さんの少年時代について描いた絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、James Yangさんが文とイラストを手掛けた絵本、『A Boy Named Isamu: A Story of Isamu Noguchi』です。
Asian/Pacific American Librarian AssociationによるPicture Book Award Honor(2021ー2022)を受賞した絵本です。
YL 0.8~1.2程度 語数は333語 Lexile: AD500Lの本です。
本の内容のご紹介
日系アメリカ人の芸術家、ノグチ・イサム(野口勇)さん(1904-1988)をご存知でしょうか?
お父さんが日本人、お母さんがアメリカ人の両親のもとに生まれ、彫刻、庭園、家具や照明のデザイン、陶芸、建築、風景、舞台美術などを幅広く手がけた、20世紀に活躍した芸術家です。
この絵本は、後に偉大な芸術家となるノグチさんの少年時代を描いたものです。
賑やかなところよりも静かなところを求め、一人あちこち歩いては、
「どのように果物は色をつけるのだろう」
「何で布は柔らかいのだろう」
などと空想にふけっていたノグチ少年。
森の中を歩くのが好きで、石の形状や触感に興味を持っていた。
海を眺められるとびっきりの場所を見つけて、一人で佇むのが好き。
森やビーチから枝や小石や貝殻や竹を家に持ち帰っていた。
そんな、少年時代からすでに芸術家肌を持っていたノグチさん。
本書を読みながら、この偉大な日系アメリカ人の芸術家の作品も見てみてはいかがでしょうか。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この本の作者のJames Yangさんの作品としては、以下のものをご紹介したことがあります。ご関心があれば、合わせてどうぞ!
このブログでは、これまで多くの絵本や多読図書を紹介してきました。
右側のサイドバーの中のカテゴリーから、
- タイトルの最初の文字
- YL
- 語数
- Lexile
- シリーズ
- 著者名
などから検索できますので、ご利用ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!