こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
毎日生活していると、良い時もあれば、辛い時や、不機嫌になってしまう時もありますよね。
今回は、「たとえ相手がどんな状態であっても、そのままを認めよう」―そんなメッセージが込められた絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Suzanne Langさんが文を、Max Longさんがイラストを手掛けた絵本、『Grumpy Monkey』です。
YL 0.6~1.0程度 語数は476語 Lexile: AD460Lの本です。
本の内容のご紹介
表紙に描かれている、とっても不機嫌な(grumpy)なチンパンジーのJim Panzeeを主人公にした本です。
明るい太陽が降り注ぎ、青々した空が美しいジャングルの朝。
Jimは不機嫌に目覚めます。
"The sun was too bright, the sky was too blue, and the bananas were too sweet."(太陽は明るすぎるし、空は青すぎるし、バナナは甘すぎる)と思って。
とっても不機嫌なJimを見て、ゴリラのNormanは、
"Maybe you're grumpy"(きっと虫の居所が悪いんじゃない)
と言いますが、Jimは、
"I'm not gruympy!"(不機嫌なんかじゃないやい!)
と認めません。
Jimがジャングルを歩き、出会った鳥のハゲコウや、キツネザルや、ヘビから、
不機嫌に見える原因が姿勢や眉毛や表情にあることを指摘され、
それを直して、外見上はハッピーに見えるようになりました。
でも、内面は全然ハッピーじゃありませんでした…。
そんな中、ハリネズミにお尻を刺されてしまったゴリラのNormanとお話をしますが…。
「不機嫌であることを直そうとするのではなく、不機嫌であってもそのままを認める」そんなメッセージが込められた絵本です。
多くの動物たちから気にかけてもらっても、お礼を一言も言わなかったり、不機嫌な態度を取った後にお詫びが無かったり、というのが少し気にはなってしまいましたが、「ありのままを認める」というメッセージはよくわかる絵本です。
もし気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!