こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、温かい気持ちを灯してくれるような素敵な絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Bob Grahamさんが文とイラストを手掛け、2009年ケイト・グリーナウェイ賞ショートリストにも選ばれた絵本『How to Heal a Broken Wing』です。
YL 0.2~0.4程度 語数は79語 Lexile: 520Lです。
本の内容のご紹介
高層ビルが立ち並ぶ街の空高く。
一羽のハトが高層ビルのガラスにぶつかり、そのまま地面に落ちてしまいました…。
そのハトが落ちていく姿に気づく人は誰もいません…。そして、ハトが地面に横たわっているのにも目をくれる人もいません…。
ただ一人、Willという男の子を除いては。
Willは地面で横たわっているハトに気づき、近寄り、抱きかかえてあげます…。
そして、この後…。
まるで気持ちを持たない、街の景色と化したような人たちの姿がグレーを基調に描かれ、Willだけが温かく、鮮やかな色で描かれて、情感を引き立てています。
温かい気持ちを心の中にポッと灯してくれるような、素敵な絵本です。
読み聞かせにもピッタリだと思います。
もし気になれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後に
ちなみに、この本には『きずついたつばさをなおすには』の邦題で和訳版も出版されていますので、合わせてご紹介させていただきます。
今回ご紹介した本の著者、Bob Grahamさんの絵本として、以前、『Jethro Byrd, Fairy Child』をご紹介させていただいた記事もありますので、もしご関心があれば、合わせてどうぞ。
今回は、温かい気持ちを灯してくれるような素敵な絵本『How to Heal a Broken Wing』を紹介させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!