こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、シェイクスピアの四大悲劇の一つをマンガ形式で楽しめるGraded Readerをご紹介したいと思います。
本について
今回ご紹介する本は、稀代の劇作家、William Shakespeareが創り出し、「四大悲劇」の一つに数えられる傑作を、Karen Kovacsさんが550語レベルの英語に簡略化し、マンガ形式にしたGraded Reader(英語学習者用の読み物)、『Macbeth』です。
YL 1.4~1.6程度 語数は1,439語 Lexile: 440L
シリーズ:Penguin Readers Level 1 (PR1)【550語レベル】の本です。
本の内容のご紹介
舞台はスコットランド。
スコットランド王のDuncanに仕えるMacbethとBanquoはノルウェーとの戦いで戦果を挙げて、そのことはDuncanの耳に届いていた。
ある日、MavethとBanquoは、荒野で魔女3人と出会った。
そこで魔女たちは、「MacbethはCawdorの領主となり、スコットランド王となるだろう。そしてBanquoの子どもがその後のスコットランド王となるだろう。」と予言した。
この予言を知ったMacbeth夫人は、DuncunがMacbethの城に宿泊している時に、Duncanを殺害するようMacbethの背中を押した。そしてMacbethは、何かに憑りつかれたかのように、王の寝室に侵入し、短剣で殺害してしまう。
王位継承の地位にあったDuncunの息子Malcomは、殺害が自らにも及ぶことを恐れ、イングランドへと向かった。
そして予言通り、スコットランド王の座はMacbethに転がり込むこととなった。
王座に就いた後、Macbethが気になったのは、魔女が与えた「Banquoの子どもがその後のスコットランド王となる」という予言だった。そこで、Banquoとその息子Fleanceを殺害する計画を立て、Banquoを殺害したが、Fleanceは逃亡することに成功した。
不安だったMacbethは、再び魔女たちのもとを訪れると、「Birnamの森がDunsinaneの丘に近づいてくることがあれば、お前は死ぬ」と予言する。
そして、この後…。
現在も劇や本を通して、世界中の人に愛されているこの悲劇の結末は、是非、ご自身で確かめてみてください。
マンガ形式にして1,500語程度の英語に簡略化されていますが、その簡略が上手で、話の筋を理解できる本になっています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
この原作の日本語版は、『マクベス』で、以下の本などで楽しむことができます。
今回ご紹介した本は、Penguin Readers(PR)シリーズの中の1冊です。
Penguin Readersの図書で、他の本も紹介した記事もありますので、ご関心があれば、合わせてどうぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬