こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、Bear &Mouseシリーズの1冊で、他の動物と会うのが嫌いのくまさんをえがいた絵本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、多くの名作絵本を世に送り出し、日本でもファンの多いCynthia Rylantさんが文を、Lauren Stringerさんがイラストを手掛けた絵本、『Scarecrow』です。
YL 1.6~2.0程度 語数は386語 Lexile: AD600Lの本です。
本の内容のご紹介
着ているものも、目も、手も、足も、借り物からできているかかし。
でも、かかしには自分の生き方があります。
この絵本には、かかしの生き方が、泰然と、穏やかに描かれています。
読了後に、かかしの大きな心と、佇まいが心に残ります。
人が様々な植物を植え、育つさまを見守り、
畑の近くで暮らす動物たちの生活の営みを理解し、
実は、鳥はかかしのことが好きで寄ってきていることも理解している。
もちろん、「その時」が来れば、自身がまた元通りの藁やボタンなどの姿に戻ることも理解している。
かかしは、時の流れを、生命の営みを、そして自身の使命と運命をよく理解し、
畑を見つめ、人を見つめ、動物を見つめ、
泰然と、動じず、静かに、たたずむ。
詩的なテキストが美しく書かれ、その心の大きさに包み込まれるような絵本です。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
このブログでは、Cynthia Rylantさんによる本をたくさん紹介してきました。ご関心があれば、以下のものもどうぞ。
このブログでは、多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!