こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、トロイア戦争やトロイアの木馬について書かれた歴史の勉強にもなる、Step into Reading(SIR)シリーズからの一冊をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Emily Littleさんが文を手掛けた、ネイティブの子ども向けLeveled Reader、『The Trojan Horse: How the Greeks Won the War』です。
YL 2.4~2.6程度 語数は2,743語 Lexile: 590L
シリーズ:Step into ReadingのStep 5 (SIR5)です。
本の内容のご紹介
トロイア戦争において、ギリシャ軍がトロイアを陥落させる決め手となったトロイアの木馬について、諸説ある中でHomer and Virgilの説に基づいて書かれた英語読本です。
今から約3000年も昔のこと。
現在のトルコの位置に高い壁で囲まれた強大な王国トロイアがあった。
他者の侵入を防ぐために細心の注意を払って作られた難攻不落でこの地域で圧倒的な強さを誇っていたトロイアであるが、さらなる領土拡大を目指しており、エーゲ海を挟んで同じく強大な力を持っていたギリシャと敵対関係にあった。
ギリシャも同じくトロイを敵対視していたが、小麦が不足するとトロイを通ってアジアまで調達しなければならなく、通行料をトロイに収めなければならない状況にあった。
そんな中、スパルタの王Menelausの妻のHelenがトロイ軍によって拉致されてしまう事件が起こる。
そしてこれを契機に数で劣るスパルタ軍が他のギリシャ軍に呼びかけ、トロイアに向けて出発することになった。
今後10年に渡って続くことになるトロイア戦争の幕開けとなったのだった。
こういったトロイア戦争の背景に加え、戦争を終結させたトロイアの木馬についてまとめられています。
英語を読みながら、歴史の勉強にもなり一石二鳥の本です。
このシリーズが読めるようになってきたら、Stepping Stonesのシリーズを読むといいと思います。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。
(まとめ記事)
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!