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今回は、世界初の女性プログラマーたちによる、戦争とコンピューター開発の裏側を描く、知的興奮あふれる英語読本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介する絵本は、Laurie Calkhovenさんが文を、Alyssa Petersenさんがイラストを手掛けた本、『Women Who Launched the Computer Age』です。
YL 2.0~2.4程度 語数は3,277語
シリーズ:Ready-to-ReadのLevel 3(RTR3)の本です。
本の内容のご紹介
今回ご紹介するのは、第二次世界大戦中に極秘で進められたコンピューター開発と、その陰で活躍した6人の女性たちを描いたノンフィクションの英語読本です。
時は第二次世界大戦。
アメリカ軍は、敵国に勝利するため、ミサイルの軌道計算を高速で行える新技術を必要としていました。そこで開発されたのが、ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer)。現在のコンピューターの原型ともいえる巨大計算機です。
戦争によって男性不足となる中、数学を学んでいた女性たちに白羽の矢が立ちます。
選ばれたのは、Jean、Kay、Frances、Ruth、Betty、Marlynの6人。
彼女たちは、高さも幅も約8フィート、無数のコードやスイッチが並ぶ巨大機械ENIACを前に、試行錯誤しながらプログラミングに挑むことになります。
まだ「プログラマー」という言葉すら一般的でなかった時代。
まさに、世界初の女性プログラマーたちの物語です。
本書で印象的なのは、彼女たちの功績が当時ほとんど評価されなかったこと。
戦後、ENIACのお披露目式では、機械を開発した男性技術者たちだけが脚光を浴び、6人の女性たちは式にすら招待されませんでした。
現代から見ると驚かされますが、当時の社会における男女格差の現実も感じさせられます。そして数十年後、ようやく彼女たちの功績に光が当たり始めます。
コンピューター史の裏側には、このような女性たちの努力があったのだと知ると、非常に感慨深いです。
英語学習としてはもちろん、コンピューター史、ジェンダー、科学技術史などに興味のある学生さんにもおすすめ。
「プログラミングの原点」に触れられる、知的好奇心を刺激する一冊です。
最後に
このブログでは、これまで多くの英語の本をご紹介してきています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬
