こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、切なく、心厚くなる日本の児童文学の名作を、平易な英語で楽しめる本をご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、新美南吉が書いた作品を、Michael Braseさんが英訳し簡略化したGraded Reader(段階別図書)、『Gon, the Fox』です。
YL 2.4~3.0程度 語数は1,770語
シリーズ:Ladder SeriesのLevel 1 (LS1)【1,000語レベル】です。
本の内容のご紹介
山に身寄りもなく一匹で住むごんぎつねは、無類のいたずら好きでした。
村に入ってきては、畑を荒らしたり、菜種に火をつけたりしては、村人を困らせていました。
ある日のこと、兵十が漁で捕まえたうなぎを盗んで帰ってしまいます。
しかし、そのうなぎは、病気で苦しむ兵十の母のためのものであると、ごんぎつねが気づいたのは、時すでに遅し、その母の葬式の時でした。
自分がしてしまったことの重大さに胸を痛めるごんぎつねは、兵十に何かしなくては、との思いで、ある行動に出ます…。
しかし…。
日本を代表する児童文学の1つで、小学校の国語教科書で読んだ方も多いのではないでしょうか。
リトールドされているとはいえ、読んでいて最後には胸が切なく熱くなります。大人でも(大人こそ)感動する名作を、どうぞ。
同じレベルの中でも難易度に差のある洋販ラダーシリーズですが、本書はレベル1の中でも最も易しい部類に入り、短時間で読破できます。
また、本書最後にはワードリストもついています。
気になれば、是非、チェックしてみてくださいね!
最後に
LSシリーズの本としては、以下のタイトルもご紹介したことがあります。
この作品のオリジナル版は、もちろん、『ごんぎつね』です。
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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気になるカテゴリーがあれば、チェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!