こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、人気の絵本作家Mac Barnettさんと、Jon Klassenさんがコラボして完成した2013年のコールデコットオナー賞に輝いた作品です。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Mac Barnettさんが文を、Jon Klassenさんがイラストを手掛けた絵本『Extra Yarn 』です。絵本界で人気者の2人がコラボしたのだから間違いないと、感じさせてくれる絵本です。
表紙に銀色のメダルが輝いているように、2013年にコールデコットオナー賞に輝いた名作です。
YL 1.0~1.4程度 語数は566語 Lexile: AD550Lの絵本です。
絵本の内容のご紹介
ある雪の降る寒い日のこと。
小さな町に住むAnnabelleという女の子は、様々な色が織りなす毛糸が入った箱を見つけます。
Anabelleは、その箱を家に持ち帰り、色鮮やかな自分用のセーターを編みました。
編み終わってもまだ毛糸は余っていました。
そこで、愛犬のMarsのためにセーターを編んであげました。
AnabelleはMarsとお揃いのセーターを着て散歩しているところに、Lukeという男の子がそのセーターを馬鹿にしてきたのでした…。
馬鹿にしてきたLukeに対して、そして彼の犬に対しても、Anabelleは余っている毛糸でセーターを編んであげたのでした…。
それでもまだ毛糸は余っているので、今度は学校のお友だちや先生にもセーターを編んであげます…。
さらには、まだまだある毛糸を使って、町の動物たちや、家やポストにもセーターを
編んであげます…。
しばらくすると、一向になくならないこの毛糸が世界中の注目を集め、大金と引き換えに毛糸を買おうとする者も現れますが…。
この後、Anabelleは、どのような行動をとったのでしょうか…?
気になれば、ぜひご自身でチェックしてみてくださいね!
温かくて、素敵な絵本です。モノトーンの背景に、毛糸の鮮やかな色をいっそう引き立てながら描かれています。
最後に
この本は、『アナベルとふしぎなけいと』の邦題で和訳版も刊行されています。
合わせてご紹介させていただきます。
この本の著者のMac Barnettさんの作品としては、以下の本をご紹介したことがあります。
この本のイラストレーターのJon Klassenさんの作品としては、まとめ記事があります。また、一部の本を以下にご紹介しておきます。
また、このブログでは、コールデコット賞とは何かに関する記事の他、過去の記事でいくつかコールデコット賞を受賞した絵本を紹介させていただきました。
もしご関心があれば、以下の記事に、過去のコールデコット賞作品の紹介もありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、Happy Reading♬